手放した日 〜意外と、大丈夫〜

前に詳しく書きましたが、
今年の2月に、カナダの永住権を手放そうと決めました

迷いながら、夫と何回も相談したり、
友達に話を聞いてもらったりした数ヶ月。


でも最終的に私は、「母と話してから決めよう」
と思ったのです。


成人してからの私は多くのことを
「両親に話さず」決めてきました。


仕事も、住む場所も、結婚も。


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だけど今回、カナダのことを母に聞いてほしかったのは、
私の「カナダ大好き度」を、
誰よりわかっているのが彼女だと思ったからです。


レストランでランチをしながら、
「カナダ永住権はやめようと思う」
と打ち明けると、母は驚きながらも
「いいんじゃない。あなたがそれがいいと思うなら」
と笑顔。


続けて、母は言いました。

「実はね、私も、ひとつ手放したの。
みわちゃんほどじゃないけど…。
ずっと乗ってたバイクよ。」


そう、母は、私が小さいころからずっと、
何十年も、小さなバイクに乗っていました。

幼稚園のお迎えも買い物も、
ターッと身軽に出かけていった母。


「だけど夏にお父さんが入院したとき、
もう危ないことはやめようと思ったの(笑)。
私、バイク大好きだったからさ、
お店に引き取ってもらったときは、
泣いちゃうかな、なんて思ったけど。
でも意外と、大丈夫だったのよ。」


意外と、大丈夫。


母のその言葉を聞いて私もやっと、
本気で永住権を手放せた気がしてます。
大丈夫。あなたも私も。

また次が来る。今日も世界は回ってます。
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